Friday, January 7, 2011

謹賀新年


皆様、新年あけましておめでとうございます。

2011年一つ目のブログ。新年早々だが、年末の事を、話してみようとおもう。

大晦日、買出しや大掃除をしながら考え事をしてみたことについて。

冬の高い陽が射す大晦日、いつからか私の分担となった大掃除のひとつ、玄関から門までのタイルの道を、黙々と洗い上げるという地味な作業をする間、何か考え事をしようと思い、まずは考える事を考えてみた。

そして思いついた事は、劣等感と危機感とその効力について。

私は、幼い頃から、何をするにも劣等感を覚えるような恥ずかしがりで、人前に出て話す事は大嫌いで、目立つ事も嫌いな、どちらかというと恐縮した子供だったように思う。今思うと、私の劣等感は、単純に自信のなさから来るものだったのかなと思う。

子供の自信は、親の育て方の影響が強いんじゃないかなと思うのだけれど、ある程度大人になると、性格と人格の責任は親から離れ、自分と向き合って解決して行かなければならない。つまりは、自信が無いのならばなぜ自信が無いのか、それを見つけて克服して行くしか無い。自分をさらけ出して注ぎ込む何かを見つけ、勉強をして努力をして、達成感や充実感を相対的に得られた時に、初めて自信が出てくるのだと思う。

以前にも言ったが、後天的な事柄に関する自信というのは、90%位は知識と経験が基盤になって出来るものだと思っている。

なぜこの日にこんな事を考えたかというと、やっぱり自分に自信が無いからなんじゃないかな。

正直なところ、自分でも嫌になっちゃうくらい、毎日周りの人が自分より優れて見えて、自分が誰よりも劣って思えて、自分の存在価値すら見いだせなくなる事がしょっちゅうある。はっきりいって、それが一年のうちのほとんどだ。新年早々こんなに鬱っぽい自信が無い話をするのも気が引けるが、そうなんだから仕方が無いよね。

ただ、一つ言えるのは、ここで肝心なのは、その劣等感を、エネルギーに代えるのを忘れない事。そのためには、安心しちゃいけないんだ。今居る場所で安心したら、そこがゴールになって、終わってしまう。

似たような事が、島国である日本や他の敗戦国と、先進国代表であるアメリカを比較しても言えると思う。

アメリカ人の、パスポート所持率は、約15%ほど。それに比べて日本は、25%。アメリカ人でパスポートを持っている人のほとんどは、その用途はメキシコなどバケーションに使われる。そういう話を聞いていると、一見グローバルに見えるアメリカでも、その国民単位で言うと、実は、かなり内向きなのではないかな。別にそれについての善し悪しを語ろうという訳ではないけれど。

要は、ここで明確になってくるものは、危機感の相違であるということ。自国以外の事への興味や、グローバル意識をものさしにかけたら、二位以下の国や途上国の方がよっぽど意識が高いのではないか。私は、個人においてもこの定義は当てはまると思っている。

劣等感から来る危機感が大きいほど、伸びる余地がある。
追いつくか追いつかないかは、問題じゃない。
重要なのは、その危機感を、効果的に活用する事だ。

安心しちゃいけない。

最後に、今年の抱負。
前文と全く関係ないが、今年1年、12ヶ月の計画表を作って、それに沿って進めて行こうと思う。
地味な目標だけど、着実に、今年はコレが一番大事な気がする。

それでは、本年も、よろしくお願いいたします。

2 comments:

  1. 知識と経験が基盤となって自信が生まれるのであるならば、数字の苦手な私も経験積めば、数字に強い子になれるということですよね。うん、がんばるわ。ありがとう。

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  2. わたしも数字は苦手ですわー。高校のとき軽くダブりかけたからね、数学のおかげで。なぜまた数学かね?わたしは、今年はゆる〜くマーケティングも勉強したいなと思ってるわん。
    それにしても、お誕生日おめでとう!よい一年になるよいいわねん。

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