Sunday, January 25, 2009

オバマ大統領


“そうか、考える時間がなかったんじゃなく、考える場所がなかったんだ”
というのは、数年前のJR東海の“そうだ、京都行こう”CMシリーズのキャッチコピー。

なかなかどうして、毎回のキャッチコピーは耳に残りますねぇ。

考える場所が違うと、考える場所の周りの環境と文化と法律のちがいから、考え方も変わるものなのでしょうか?
少なからず、見解は広がりそうです、ね。

1月にはいって、3週目の19日にひいた風邪が、未だになおらずにいます。

20日(火曜)に、オバマ氏の、アメリカ44代大統領就任式が盛大に行われました。
ワシントンDCで朝から行われる式は、西海岸側では朝八時から始まって、みんなタウンホールやシアターにプロジェクションを見に行っていて、私もタウンホールのチケットをとっていたのだけど、どうにも熱で身体が動かなかったので、近場のバーでブレックファストを食べながら中継を見るプランに急遽変更。

38.5度の熱でも、寝込んでは居られんイベントです。
これだけ全国民(プラス全世界)が注目する大統領選、景気が悪いとはいえ、世界レベルでの経済・社会影響において、やはり影響力が大きいのですね。
どこのバーも満席で、ミモサやコーヒーを飲みながら、みんな真剣に中継に見入ってました。

一つ疑問だったのが、オバマ氏が宣誓をするとき、なぜ、あの古めかしい本がバイブルであるのかということ。中継を見ているときは、てっきり憲法の本だと思っていたけど、実はキリスト教のバイブル。

おかしくない?宗教と政治は別々にするべきじゃないの?
そう訴えて来た、今回の選挙じゃないの?

変えるべきだと思う。大統領就任式の方式。

シアトル各地での就任式当日の人々の様子

ジョー・バイデン氏が、ポイントシュートカメラで就任式出席中に写真を撮ってたのが印象的でした。あのひと、面白そうだよね、友達になったら。